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PIX4Dreact 1.5:高解像度マップとロケーションの改善

PIX4Dreact 1.5では、高解像度のスナップショット、PIX4Dcloudへのマーカーのアップロード、位置表示の改善などが行われました。

最新のPIX4Dreactアップデートでは、高解像度のスナップショット、PIX4Dcloudへのマーカーのアップロードのサポート、位置の表示オプション(度、分、秒)、クリック可能なズームボタン、エリアマーカー用の穴とサブポリゴン、サーマルカメラのサポートなどが提供されています。

大型印刷用の高解像度マップ

PIX4Dreactは、迅速で正確な対応が必要なすべての状況において、緊急対応関係者のニーズに対応するよう設計されています。今回の新しいアップデートにより、現在の閲覧範囲もしくは関心のある範囲全体をマーカーを含むマップとしてエクスポートすることが可能になりました。高解像度のJPEGとしてエクスポートし、ファイルサイズを必要に応じて調整できます。

PIX4Dreactで生成された高解像度スナップショット

PIX4Dcloudへのアノテーション(注釈)の共有

緊急時に正確で最新の情報を素早く適切な人々に提供することは非常に重要です。Share to PIX4Dcloud機能を使用して、ポイント、ライン、エリアといったアノテーションをPIX4Dcloudにアップロードできます。

穴やサブポリゴンを持つアノテーションにも利用できるため、切り抜きのあるエリアアノテーションや、複数のサブポリゴンのあるアノテーションなども作成いただけます。 状況把握や現場調査の際には、車両や損傷エリアなど同じ分類のものを1つのエリアアノテーションまとめることで、詳細な情報を手に入れることができます。

PIX4Dreact上で穴とサブポリゴンを持つアノテーション

緊急対応チームは、改善されたPIX4DreactのPDFレポート上でのラベルの配置も活用できます。詳細で正確なデータを含むレポートを取得し、秒単位の重要な情報を追跡できます。

PDFレポート内のラベル配置

DSM座標の位置表示

捜索・救助チーム(海上も含む)にとって、正確で最新の位置情報は迅速で効果的に動くことために不可欠です。PIX4Dreact 1.5では、座標の表示を十進角(Decimal Degrees/DD): 41.40338, 2.17403から度、分、秒 (Degrees, minutes, and seconds/DMS): 41°24'12.2"N 2°10'26.5"Eに変更するオプションが提供されています。

PIX4DreactでのGPSマーカーの作成
DSM座標を持つマーカー

クリック可能なズームボタンと新しいカメラのサポート

PIX4Dreactは、緊急対応者、人道支援専門家、意思決定チームの作業を支援するために開発されました。新しくできたズームボタンを使用すると、タッチスクリーンやノートバソコンのマウスパッド使用していても、関心のあるエリアに簡単にズームインすることができます。最後に、最新のアップデートにはDJI Mavic 3 Thermalなどの高需要のカメラをサポートする機能も含まれています。

PIX4Dreact 1.5は、緊急対応と公共安全のためにドローンを活用することをサポートしています。最新のアップデートは、貢献している人々やチームの重要な使命をサポートする貴重な洞察を提供します。


PIX4Dreact 1.5をダウンロード
緊急対応と公共安全のための高速マッピング

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