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最大級の工業用地をドローンで点検

PIX4Dinspectの自動点検プロセスにより、FURAY社とVEIKI-VNL社は手作業で1週間かかっていた点検を半日で終えられるようになりました。

FURAY社とVEIKI-VNL社のコラボレーションは、まずテストプロジェクトとして開始されました。VEIKI-VNL社が自社の敷地を提供し、FURAY社がさまざまな対象物をスキャンするという形で実施されました。このプロジェクトの目的は、Pix4Dinspectの機能をテストし、VEIKI-VNL社がその結果を利用できるかを確認することでした。初回のスキャンが完了し、期待の持てる結果が出ると、VEIKI-VNL社はプロジェクトの目標と範囲を変更しました。



Pix4Dinspectによる工業用地の点検

場所:ブダペスト(ハンガリー)、VEIKI-VNL Kft.の工業用地
企業:VEIKI-VNL
FURAY Photogrammetry Solutions
ハードウェア:DJI Mavic Air 2 / DJI MAvic Mini and Air 2 /

Pentax K-S1
ソフトウェア:PIX4Dinspect
点検回数:3回
画像解像度:12メガピクセル
処理時間:3回分の点検データを2時間で並行処理

メリットとコスト削減

  • 事故が起きにくい安全な点検プロセス
  • 通電したまま点検が可能
  • クレーンなどの点検機材のレンタルが不要
  • 所要時間を1週間から半日に短縮

このプロジェクトは、ハンガリーのブダペストにあるVEIKI-VNL Kft.の工業用地で行われました。VEIKI-VNL社はDEKRAグループの企業であり、敷地内で高電力試験を実施し、さまざまな絶縁体や電気機械のテストを行っています。テストのために選ばれたハンガリーの敷地は、ヨーロッパでも最大級の規模を誇ります。プロジェクトの対象範囲には、3つの対象物のスキャンと点検が含まれていました。

INDELVE変圧器の3Dモデル作成

まず、VEIKI-VNL社が求めていたのは小電力のINDELVE変圧器の3Dモデルでした。 ドローンとPix4Dinspectを使用することで、通電した運用状態を保ったまま点検を実施し、コストを削減できました。さらに、スキャンが30分、データ処理が約2時間で完了するため、データ収集のワークフローが迅速化され、精度も高まりました。


3D model of the Indelve transformator created in Pix4Dinspect
Pix4Dinspectで作成されたINDELVE変圧器の3Dモデル

鉄塔と電圧制御装置の点検

2つ目の作業は、鉄塔を点検して構造上の問題がないかどうかを確認することでした。 鉄塔はVEIKI-VNL社の最も古い構造物の1つで、高電圧絶縁体を支えています。そのため、これらの構造上の問題を調査することは非常に重要です。また、手作業での点検は時間がかかるだけでなく、点検担当者が構造物から落下する恐れがある危険な作業です。しかし、ドローンを使用することで、足場やクレーンなどの機材をレンタルする必要がなくなりました。

ドローンによるスキャンとソフトウェアによる処理は2時間以内に完了し、その後、PIX4Dinspectプラットフォーム上で結果が分析されました。いくつかの問題が発見され、下のPDFレポートの例で示すように、重要度別にランク付けされました。


Severity level in Pix4Dinspect
VEIKI-VNL社の支持構造物の画像が、PIX4Dinspectによって重要度別にランク付けされている。この例では、接地結合部に錆が見つかったことが示されている。

3つ目の作業は、屋根の構造物に設置されているVEIKI-VNL社の電圧制御装置の点検でした。 電圧制御装置は、地上から簡単にアクセスでき、ドローンがなくても詳しく点検できます。しかし、両社は制御装置を停止させずに点検し、時間とコストを削減したいと考えていたため、Barta氏がドローンを飛ばすことになりました。 スキャンの結果、いくつかの腐食や表面処理の問題を除き、大きな問題は見つかりませんでした。

このようなプロジェクトを従来の手作業で行った場合、点検に丸1週間かかっていました。ドローンによるスキャン、 PIX4Dinspectの処理速度、点検ツールを活用することにより、VEIKI-VNL社は午前中の半日の点検だけで、より正確で、より速く、より安全な結果を得ることができました。


Inspecting the voltage controllers in Pix4Dinspect
Pix4Dinspectによって、撮影した画像を確認しながら屋上の電圧制御装置を点検できる

DJI Mavic Air 2およびMiniを使用した工業用地のマッピング

「現場の構造物の周囲にはケーブルがジャングルのように絡み付いていましたが、何の問題もなくデータを収集できました」と、FURAY Photogrammetry Solutions社の創業者であるJenő Barta氏は語ります。


Flying the DJI Mavic Mini
「ケーブルジャングル」がある現場でもスキャンは可能

Barta氏は、複数台のDJI製ドローンを組み合わせて使用し、データを取得しました。Barta氏も点検担当者もPIX4Dinspectで実現できたスピードと結果の質に非常に満足しました。

「点検プロセスを大幅に高速化してくれるPix4Dinspectは、迷うことなく採用しました。収集したすべての写真を確認するのではなく、必要な写真だけをあらゆる角度から点検でき、時間を大幅に短縮できました」とBarta氏は語っています。


Flying the DJI Mavic Air 2 and DJI Mavic Mini
データ収集に使用されたDJI Mavic Air 2とDJI Mavic Mini

PIX4Dinspectを使用する利点

「PIX4Dinspectのレンタルでは、点検ごとに支払う料金設定が非常に気に入っています。作業量に応じてソフトウェアのニーズを調整できるので、私の仕事に最適です。そうすることで、同レベルの効果を維持しながら、業務のコスト効率を大きく高めることができました」

FURAY Photogrammetry Solutions社の創業者、Jenő Barta氏

Barta氏と点検担当者は、プロジェクトの目標達成に役立ったソフトウェアの利点をいくつか挙げています。

  • 画像のアップロードとクラウドでの処理が速い。
  • 詳細で正確な結果を得られる。
  • PIX4Dinspectのユーザーインターフェイスは使いやすく、構造物の点検を簡単に行える。
  • データの処理、3Dモデルの作成、解析をすべてPIX4Dinspect上で行うことができ、 他社のソフトウェアを追加する必要がない。
  • 点検結果を簡単にエクスポートできる機能が便利。 すべての点検対象サイトとそれに対応するアノテーションを記載したクライアント用の点検レポートをワンクリックで作成でき、手作業で作成する場合に比べて大幅な効率化が見込める。


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「ドローンを使用してデータを収集することで、プロセス全体の安全性を高めながら所要時間を大幅に短縮でき、肉眼での点検作業では見つけられなかった問題も発見できました。PIX4Dinspectのさまざまな機能を利用することで、構造物の点検から結果のエクスポートまでワークフロー全体をシンプルな操作で簡単に短時間で進められるようになりました」とBarta氏は語りました。

お話を聞かせてくださったJenő Barta氏に心より御礼申し上げます。 プロジェクトレポートはPDFでご覧いただけます。: FURAY Photogrammetry Solutions


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