viDoc RTK rover: Pix4Dcatchで測量レベルの3Dモデルを実現
フォトグラメトリーの業界をリードするPix4Dは、Pix4Dcatchアプリを使ってiOSの携帯電話やタブレットで地上のRTK精度の3Dスキャンを可能にするviDoc RTK roverを製品化し、全世界で独占的に販売開始したことを発表します。
viDoc RTK roverは、プロの測量技術達が率いるドイツの企業vigram GmbH.によって開発され、精度を重視して設計され、Pix4Dcatchと連携して画像を取得します。手持ちのRTKローバーは、3Dで実用的な結果を得るために精度を妥協することなく、高価な地上測量機器の代わりとなります。このソリューションは、RTK精度のパワーをLiDARとフォトグラメトリーの組み合わせで実現します。
Pix4Dcatchと同期したviDoc RTK roverは、任意のNTRIPサービスに接続した状態で、3Dスキャンの画像にリアルタイムでジオタグを付けます。幅広い研究により、絶対位置 精度が5cm以下の3Dモデルを実現できることが明らかになっています。
Pix4Dの創立者兼CEOのChristoph Strecha氏は次のようにコメントしています。"Pix4Dのアルゴリズムがコンシューマー機器を補完してプロレベルの結果を実現していることを嬉しく思います。数年前にはドローンがそうでした。今ではモバイルデバイスの出番となり、従来の方法と比較するとわずかな価格で周囲の世界をデジタル化し、精確な3Dモデルに仕上げることができるようになりました。この新しいソリューションは、RTKによる精確な画像タグ付けと、フォトグラメトリ―およびLiDAR(LiDAR対応モバイルデバイス用)の処理を組み合わせたものです。"
Pix4Dcatch用viDoc RTK roverは、現在、ヨーロッパ向けに出荷を開始しています。その他の地域についても、Pix4Dから直接または当社の代理店から購入できるよう準備を進めています。
Pix4Dcatchは、App Storeで無料でダウンロードできます。